高校でも野球がしたくて、そのために受験勉強も必死に頑張った長男。念願叶って、志望校に合格しました。高校野球の地区大会も終わり、残念ながら息子の野球部は、甲子園には進むことはできませんでした。
今までは応援練習がメインだったのが、少しづつ2年生と練習する機会も増えてきたようです。ハードな練習に勉強に、と毎日クタクタで毎日が必死なんです。
そんな息子の悩みは、運動神経は悪くないのだけれど、線が細いこと。体の大きな仲間を見るにつけ、私自身ももう少し体重増えないかな、と思ってしまいます。
そんな思いは、恐らく本人も感じているのでしょう。とにかくどんどん食べないと痩せちゃうから、食べないと!という雰囲気が伝わってきます。食べても太らないって、中年女性にしたら羨ましい限りなんですけどね・・・。
それでも最近、高校生になってからは食べる量も増えてきて、毎日持たせるお弁当も一苦労です。どれだけ持たせても足りてないんじゃないかって、思うくらいなんです。だからと言って、コンビニって訳にもいかないですから悩みどころです。
食べ盛りの高校生、野球部のお弁当ってどんなことに気を使ったものがいいんでしょう?これから、ますますハードになる練習の前に調べてみましたよ♪
高校球児はスタミナが必要!
野球の練習は厳しいものです。どんなに暑くても、1試合9回を乗り切るために、体力をしっかりつけておかなければなりませんよね。途中でバテてしまっては、元も子もありません。
高校野球の平均的な試合時間は、およそ2時間ほどと言われています。この長い試合時間の間の体力を保持できるスタミナと、ここぞの時に爆発的なパワーを出すためには、エネルギーが大量に必要ですよね。
全国高校野球大会での強豪校の選手たちの体格たるもの、ガッチリといかにも強そうです。足腰の頑丈さ、筋肉の付いた体付きには圧倒されますよね。バットを一振りしたら、ものすごい飛距離が出るんだろうな、と思わせる体格です。
この引き締まったパワフルな体格は、日頃の筋トレや練習で作ってきた賜物。でも、それだけでは体を作ることはできないんですよ。育ち盛りの高校生の体を野球仕様にするためには、食事の管理は絶対必要になります。
必要な栄養量は一般の高校生の3~5倍!
食べて鍛えてこそ、厳しいトレーニングや試合で結果を出せる体になります。食事もトレーニングの一つなんです。夏の本番に向けて体を作るためには、食事を管理していくことが重要なんですよ。
秋から冬にかけて地道なトレーニングをし、4月頃から試合が始まります。地区大会頃の5月には、いよいよハードでシビアになり、体も精神的にも追い込まれる時期になります。
ここで踏ん張りが利くのがしっかりと食べることができる選手、と言われています。実際に、追い込みの時期に踏ん張れる選手こそ、試合でも力が発揮できる、と強豪校の監督も発言しているんですよ。
この時期に、疲れから食べられなくなってしまうと、体力が低下しケガにつながることもあります。食べられなくなる選手は、自身の筋肉をたんぱく質に変え、エネルギーとして使います。だから、痩せて筋肉量も減ってしまうんです。
学業と練習を両立しなければならない高校生にとって、昼食のお弁当は午後からの大事なエネルギー源です。高校球児にはどんなお弁当を持たせたらいいのか、詳しく見ていきましょうね。
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昼食のお弁当は炭水化物多めで!
基本的なことですが、丈夫な体を作るにはバランスよく栄養素を摂ることなんです。しかし、スタミナアップや筋肉量を増やすためには、ごはんなどの炭水化物が有効なんですよ。
炭水化物、と言っても菓子パンなど甘いものではなくて、「白米」です。しっかりと体を作るためには、1~2合ほどの白米をお弁当として持っていくのがおすすめですよ。
ただし、炭水化物だけ食べていればいい訳でもないですよね。たんぱく質、ミネラル、ビタミンなどバランスよく摂るようにしましょう。白米ばかり食べていると、太るだけなんです。白米をスタミナアップにつなげるためには、ビタミンB1も一緒に摂ることで有効に活用されるんですよ。
タンパク質は2倍!
また、筋肉を付けるためには、タンパク質が必要です。普通の高校生の2倍ほどのたんぱく質は摂ってもいい、とのこと。肉、魚、卵など、様々な食材からたんぱく質を摂取できるようにしましょう。しかし、揚げ物ばかりだと脂肪になりやすいので、美味しい試食も進みますが、ほどほどにしましょうね。
おすすめは、低脂肪で良質なたんぱく質、と言われている鶏のささ身や胸肉、ツナの水煮、豚のひれ肉、タコやイカなどです。毎日のメニューにも取り入れると、効率よく筋肉が付きますよね。
野菜は濃い色のものを!
野菜も必要です。疲労回復や風邪の予防など、体調を整えるためには野菜の力を借りなければなりません。野菜と一緒に食べることで、他の栄養素をより吸収しやすくなるんですよ。
彩りの面でも食欲をそそりますが、特に緑黄色野菜は栄養価が高いのでおすすめですよ。また、ビタミンの豊富な果物を入れるのもいいですよね。
まとめ
今までは、白米がスタミナの元だなんて思ってもいませんでした。おかずよりご飯をたくさん食べてくれた方が、家計的には助かりますよね。
色々と周りにも聞いてみたところ、ウナギのたれや焼き肉のたれをかけて食べやすくしたり、レトルトカレーを持たせたり、と食べるためのアイデアも知りました。
うちの息子は、帰ってくれば疲れてしまって食べるよりも早く寝たい、という様子ですが、しっかり食べさせないといけないですね。学校で食べるお弁当も食欲の出るようなものにするのは大変です。でも、みんなが食べていれば、その雰囲気で食べるようにもなりそうです。
これからもっと食費がかかりそうです・・・。特大のお弁当作りで息子をサポートできるよう、私も頑張ります!