赤ちゃんが初めて、母乳やミルク以外に、
口にするもの。
それが、離乳食です。
上手く進められると良いですが、離乳食の初期は、
ママにとっても、赤ちゃんにとっても、
初めてだらけですよね。
どうやって進めていけば良いか、
悩まれることも、あるかと思います。
そこで今回は、初期の離乳食の進め方について、
お話していきたいと、思います!
5~6カ月頃にもなると、赤ちゃんは、
大人の食事に興味を示し、じっと食事の様子を見たり、
食べたそうに、口を動かしたりします。
そんな兆候が見られたら、そろそろ、
離乳食の始め時です。
どんなものをどの位食べさせる?
離乳食の進め方は、絶対こうしなければいけない。
と言うことは、ありませんので、
その子どもに合った方法で、構いません。
一般的には、10倍粥から始めていきます。
離乳食を始めた一週目は、10倍粥のみを、
スプーン2~3口までで、止めておきます。
二週目に入って、お粥に慣れてきたら、
今度は野菜に、チャレンジしてみましょう。
そして、アレルギーの、出なさそうなものから、
始めて下さい。
ニンジン
ホウレン草
小松菜
キャベツ
ブロッコリー
トマト
カボチャ
じゃがいも
さつまいもなど
こうした野菜は、茹でて、すりつぶしたものを、
与えます。
素材の味を覚えてもらうためにも、初めのうちは、
だしなどで味付けせずに、与えてみて下さい。
二週目からは、例えば、こうしてみては、
いかがでしょう。
9日目 10倍粥2さじ、ニンジン2さじ
10日目 10倍粥3さじ、ニンジン2さじ
11日目 10倍粥3さじ、ホウレン草1さじ
12日目 10倍粥3さじ、ホウレン草2さじ
:
離乳食を開始して、1カ月ほどしたら、
10倍粥と野菜の他に、白身魚や豆腐などの、
たんぱく質を、プラスしてみて下さい。
個人差もありますが、大体、離乳食開始から、
2カ月で、合わせて10さじくらい、
食べられるようになります。
これはあくまでも、目安なので、必ず、
このようにしないと、いけない訳では、ありません。
赤ちゃんも、その時の機嫌によって、
食べたり、食べなかったりもあると思います。
その赤ちゃんに合った、ペースと言うのも、
あると思いますので、ご紹介したものは、
参考程度に、してみて下さい。
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離乳食を進める時の注意点
他に、離乳食を進める際の注意点として、
食物アレルギーがあります。
卵、牛乳、小麦、落花生、そばが、
5大アレルゲンと言われ、アレルギーの、
発症例が多い、とされています。
他にりんご、もも、バナナ、オレンジ、
キウイフルーツ、豚肉、牛肉、鶏肉、
エビ、カニ、山芋、大豆など。
これからの食品も、比較的、
アレルギー反応が、出やすいです。
なので、初めて、赤ちゃんにあげる食品は、
必ず、1さじから与えて下さい。
5大アレルギーのうち、卵、牛乳、小麦は、
9~11カ月から、食べさせて大丈夫です。
落花生は、誤飲の危険性もあるので、3歳から、
そばもアレルギーが強く出るので、1歳過ぎから、
食べさせるようにして下さい。
エビ、カニなどの甲殻類も、1歳過ぎから、
あげて下さい。
ご紹介した、他のものは、なるべく加熱処理をし、
9~11カ月くらいから、あげて下さい。
果物も、コンポートにするなど、熱を与えてから、
食べさせるようにすると、食物の分子が変化し、
アレルギー反応が、出にくくなります。
また、アレルギー反応が出た時に、
すぐ受診出来るよう、病院が開いている時間に、
食べさせるようにして下さい。
アレルギーは、48時間以内に出ることが、
多いので、なるべく、2~3日は続けて、
同じ食品を摂ってから、次を試して下さい。
離乳食の意味合いとして、栄養を摂ることは、
もちろんですが、食べ物の味、香り、食感、
食べる楽しさを、体験することも大切です。
ですので、食べさせることに、
あまり必死にならなくて大丈夫です。
ママは赤ちゃんが、自分で食べられるよう、
食事をサポートしていく、役割であると、
思って下さいね。
初めての離乳食、私も手探りで始め、
ちょっとしたことが分からずに、困ったものです。
そんな時は、市町村にもよると思いますが、
保健センターの、栄養士さんなどに、
相談してみて下さい。
ちょっと、相談しにくいと言う方は、
先輩ママである、自分の母親や、
お子さんのいる友だちなどに、尋ねてみては。
きっと、ママも赤ちゃんも、楽しい、
離乳食のスタートが、切れると思いますよ。