従姉妹のAちゃんは、高校二年生。
兄弟姉妹のいない、私にとって
かわいい妹のような存在。
そんな、Aちゃんは何やらお悩み事が
あるようで、近所のカフェで
話を聞くことに、なったんです。
もしかして、彼氏でも出来たんじゃ
ないかって、ドギマギしていたところ、
相談と言うのはどうも、お勉強のことの
ようです。 ('ε')ヘーサヨカ
Aちゃん曰く、来年は受験だと言うのに、
ちっとも、勉強のやる気がでないで
困っているというのです。
A「最近毎日のように、お母さんに
『ゲームばっかりやってないで
いいかげん、勉強しなさい』
って怒られるんだ。
それでしかたなく、勉強を始めるんだけど、
ナンカやる気が、出なくって
途中で、投げ出しちゃうんだよ。
ね~、Mちゃん(私のこと)は
ちゃんと希望していた
難関大学に、入学できたんだよね?
一体どうやって、やる気を出したの?」
夏休みの宿題や、定期テスト前の勉強など、
勉強しなきゃいけないのは、分かってるんだけど
なかなか、やる気が出ない。
机に向かっては、みたものの、
どうにもスイッチが、入ってくれない。
気がついたら、スマートフォンで
インターネットを、見ていたり、
友達にメールしてみたり、なんてこと、
思い当たる人も、少なくないのでは?
やる気スイッチを入れるには?
私「私だって、高一の頃は、
全然やる気になんか、なれなかったわよ。
一応机には向かってるけど、って
程度だったのよ。」
A「え~、そうなんだ!?
高二で何が、変わったの?」
私「大学に行って、自分がやりたいことが
ハッキリと、意識できたってことかな。
実は、中学のときからの大親友が
高一の終わりから、アメリカ留学をして、
ものすごく、いい経験になったって、
色々な体験談を、聞かせてくれたの。
それで私も、大学へ行ったら
絶対留学してみようって、決意したの。」
A「そっか~。
確かに、目標があれば、
やる気も、出そうだね。」
私「ま、そうは言っても、
現実は結構、厳しいものよ。
勉強を始めたからって、そうすぐすぐ
成績が上がる訳もなくて、挫折しそうに
なったことも、何度となくあったわ。」
A「そんな時って、どうやって
乗り越えたの?」
私「やっぱり、親友の存在が
大きかったわね。
テストに失敗して、落ち込んだり
したときには、お互いに励まし
あったり、
勉強のやる気が、出ないときには、
同じ境遇で、頑張っている
友達を思い出して
『私も頑張らなきゃ!』って思って
気合を入れたわ。
時にはお互いに、高めあうことが出来、
時には良き、ライバルになるような
友達を見つけることも
勉強のやる気をだすのに、抜群に
効果があるわよ。」
A「そうかもしれないけど、そんなお友達を
見つけるなんて、ムリっぽい。
だって、私のまわりの子達って
みんな私と同じくらい
『やる気なし子』、ばっかだもん。」
私「う~ん。
そういうお友達と、仲良くするのは、
やる気にとっては、逆効果かもね。 (^ ~^;苦笑
それじゃ、私が勉強のやる気をだすために
使っていたテクニックを、5つほど
特別にAちゃんに、教えてあげるよ。」
A「やった~!さすがMちゃん。
マジ、頼りになる~ぅ!」
私「まったく、調子いいんだから…。」┐(´д`)┌ヤレヤレ
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やる気を出すための5つのテクニック
よき友人を持つ、と言うのは、
やる気を出したり、長続きさせるために
実に効果的な、方法なんですが、
そんなの急には、ムリっていう人は
ぜひこの5つの方法を、試してみて下さい。
どれも当たり前なことばかりですが、
きちんと実践すれば、きっと効果が
感じられると思いますよ!
1まずは取り掛かる
私「Aちゃんは、勉強をする時の
最大の関門を、一つ挙げろって
いわれたら、何だと思う?」
A「え~、ナンだろ?
一杯ありすぎて、選べないな…、
ぶっちゃけ、飽きちゃって
続かないって、事かな~。」
私「確かに飽きちゃって
『勉強が長続きしない』って
言うのも、問題だよね。
だけど実は、一番のポイントは
何といっても『勉強を始める』
ってことなの。
面倒だって感じていたり、
やりたくないって、思っていることほど、
腰が重くなっちゃわない?
例えばAちゃんが、お掃除をするとき
始める前は、面倒くさいって
思ってたのに、
いざ始めてみると、熱中してしまった
っていう、経験はない?」
A「確かに!!掃除って始めるまでは、
チョーメンドウって、思ってるのに
結局ガッツリ、やっちゃってる~。」
私「勉強もそれと同じこと。
面倒くさいとか、イヤだとか
考える始める前に、
まず机に着いて、勉強道具を広げ、
どんなに簡単な、ことからでもいいから、
まずは勉強を、始めてしまうこと!
これが、一番のコツよ。」
A「でもさ~、いざ勉強を始めても
わかんないところがあると、
ガゼンやる気が、失せちゃうんだよね~。」(-ε-)ブー
2分かるとこから始めよう!
勉強のやる気を失う、大きな原因の
ひとつがこの「分からない」問題。
当然「分からない」から、勉強しなきゃ
ならない訳ですが、
「分からない」ことに、取り組み続けるのは、
結構気力を、消耗するもの。
そうやって格闘しているうちに
やる気を失ってきて、
「分からないから、もうイイや」と
なってしまった経験は、ありませんか?
私「最初のうちは、分からないところは
『飛ばす』くらいのつもりで、
分かるところから、どんどん勉強を進めて
ノってる状態を、維持するほうがいいの。
その方が、やる気が続くわよ。」
A「へぇーっ!そんなんでいいの?
でも、分からない問題は
分からないマンマに、なっちゃわない?」
私「おっ、よく気付いたね。
Aちゃんはさ、勉強していて
分からないとき、
どこが分からないのか、分からなくって、
人に聞くことも、できないって
いう経験はない?」
A「しょっちゅうだよ。
それで結局、もういいやって、
やる気が、なくなっちゃうんだよ~。」
私「そんな時は、分からなくて
飛ばした問題を、チェックしておけば、
自分がどういう問題が、苦手なのか
分かるわよね。
後で友達や、先生に聞いたり、
解答を見たりしながら、
その問題のどこで、自分がつまずいて
いたのかを、探すようにすれば、
『何が分からないかが、分からない』
ってことは、減ってくるはずよ。
『ここが理解できて、なかったんだ!』
っていうところが、特定できれば、
遡って復習を、していけばいいの。
そうすれば、苦手だった問題だって
解けるように、なっていくものよ。」
3教科書を読むだけはNG
私「それでAちゃんは、お勉強するとき
どんな風に、やってるの?」
A「どんなって、まず教科書を読んで…。」
私「ブブ~ッ!
教科書を読むだけ、っていうのは、NG。
漫然と教科書を、読んでるっていうのは、
集中力が、続きにくいし、
実は『読んだ気になっている』だけで
ちっとも頭に、入っていないって
いうことに、なりがちなの。」
A「確かにそうかも!
それじゃ、どうしたら頭に入るのかな?」
私「教科書や参考書を、読む時には、
気になるところに、赤線を引いたり、
重要だと思う部分を、ノートに
書き出したりすると、いいわよ。
私のおススメは、
『自分だったら、テストでここを出題するな』
って考えながら読むこと。
それを集めて、オリジナルの問題集を
作るってのも、良くやったわ。」
4目標の立て方は?
私「ところで、Aちゃんは、
毎日どれくらい、お勉強しようって
思ってるの?」
A「一応『毎日2時間勉強すること』って、
壁には貼って、あるんだけど…。
ま、あくまで目標ってことで。」((^┰^))ゞ テヘヘ
私「2時間か~、ザンネン!」
A「ってまさか、少なすぎ?」 (ー△ー;) マジデ?
私「目標を立てるっていうのは、
とても大切なことよ。
ただし、その目標を時間にするのは、
やめたほうがいいわね。
例えば『2時間勉強する!』って
決めたとして、
ものすごく集中して、問題集を
10ページも解いても、
ただダラダラと、教科書を開いている
だけでも、どちらも同じ2時間よね。
時間を目標にすると、ついつい
時間が経つまでの、こなし作業に
なりがちなのよ。」
A「うっ、耳が痛い…。」
私「目標を立てるんなら、
『○ページまでは、終わらせる!』とか
『問題を○問解く』という風に
した方が、いいわね。
そうすれば、
『頑張って、早く終わらせよう!』ってなって
集中力もやる気も、続きやすいわよ。」
5いつどこで勉強する?
A「Mちゃん、色々教えてくれてありがとう!
ただ、最後に心配なのが、
お部屋での、ゲームの誘惑なんだけど
これって、どうしたらイイ?」
私「どんだけゲームが、好きなのよ! ┐( -"-)┌ソンナン知らんがな
まぁ、確かに自分の部屋って
誘惑が、多いわよねぇ。
家で勉強できないときは、
思い切って、図書館や塾の自習室を
利用するといいわよ。
私も大学の図書館を、よく利用するけど、
家で勉強するよりも、断然効率がいいわね。
それに、知らない人達が
黙々と勉強している姿を見ると、
自然とやる気が、出てくるわよ。」
A「図書館か~、アリかも!」
私「私が高校生の頃は、朝の3時とか4時に
起きて朝勉してたわ。
最初のうちは、起きるのが大変だったけど
慣れてきたら、夜遅くまで起きて
勉強するより、断然頭に入るわよ!
ただし、スマホは厳禁!
あとなるべく、リビングとかの、
自分の部屋以外で、すること。
部屋だと私物だらけで、
集中力が乱される元!」
おわりに
「あ~あ、勉強もゲームみたいに
楽しかったら、やる気が起こるのに…。」
って思っている、あなた。
実は勉強だって、楽しく出来るんです。
ゲームが楽しいのは、『レベルがあがった』とか
『すごいアイテムを手に入れた』とかの、
達成感が、あるからでしょう。
勉強だって、やったことが少しずつでも
『分かる』ようになってきて、
成績が上がったり、テストの順位が上がったり
って言う結果につながれば、
達成感が、感じられて、
ゲームと一緒で『楽しい・もっとやりたい』
っていう気持ちが、生まれてくるはず。
ただ、分かったり、成績が上がったり
するためには、当然ですが勉強が
必要ですよね。
結局、まず「勉強し始める」ことから
始めるしかありません。
やる気があろうが、なかろうが、
とにかく机の前に座って、教科書を
開いてみることから、始めてみませんか?
バカバカしい、面倒くさいと思われる
その一歩が、あなたの未来を変える
大きな一歩に、なるかもしれませんよ。