義務教育中の留年でえられるもの?メリットなんてあるの?

      2016/09/15

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義務教育についてどう思われますか?

 
私の時は、途中から「ゆとり」になりました。

私自身は、いじめから不登校になって
学習支援センターで、お世話になりつつも
無事に、卒業することができました。

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なので、2012年2月22日
大阪市の橋下徹市長

市教委に、検討するように要請した
「義務教育中の留年制度」に驚きました。
 

小中学生が、目標の学力水準
達していない場合
進級を認めず、留年させる。

 

このことについて、議論がそこかしこで
起こり、いろいろと話題になっていますね。

義務教育の留年については、賛否両論とあるでしょう。

今回は、そのことについて考えてみたいと思います。

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義務教育とは?

これは国・政府がこどもに
受けさせなければならない教育のことです。

そのことについて
世界人権宣言の第26条では
次のように述べています。

すべての人は、教育を受ける権利と有する。

教育は少なくとも初等の及び
基礎的な段階においては
無償でなければならない。

初等教育は義務的でなければならない。

また、日本では、教育基本法によって
保護者がこどもに15歳までの

最長9年間は教育を与える
という義務を設けています。

 
このことで、私たちはみな平等
同じものを、同じように
学んでいる、と言えます。

特に小学校、中学校は本当に
最低限の義務教育なので
当たり前に受け、また受けさせられます。

小学校の6年間
中学校の3年間

基礎的なことを学ぶ、というスタンスにより
現代日本の教育は
成り立っています

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留年するのに意味はあるの?

今や、当たり前となっている義務教育

これに新しい意見を出したのが、橋本さんです。

 
義務教育課程での留年は
法的に可能なようですが
実際の運用は、ほとんどありません。

日本の義務教育で、留年するとしたら

その期間中に、大病を患ったり
不登校になったり

1学年分、学校に行けなかった場合に
限ったことだったと思います。
 

その場合は、学校の校長先生と話をして
許可されれば、留年するということです。

勉強できなかった分を、1学年遅れてでも
取り戻すというものであり、希望者にとっては
最大のメリットだと思われます。

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ですが、今回言われているのは
そうしたやむを得ない状況のもの、ではなく
学力の底上げを狙ったものです。

 

これに、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ニュースでは、あまり取りざたされていなかった
ように感じています。

フランスや、フィンランドでは
普通にある、海外の義務教育期間中の留年は
いろいろなメリットを持っています。

フィンランドを例に挙げてみましょう

 

フィンランドの留年について

フィンランドでは
できないこども減らすため
制度が多々あります。

  • プリスクール
  • 留年と補習
  • 卒業延期

まず、就学前の1年間
プリスクールに通わせて
こどもの成長を見ます。

 
もしも、十分でないとなれば
小学校入学を見合わせます

そうすることで入学してから
同級生についていけない
ということを減らせます

 
そして、留年については義務教育期間中
小中学生であっても、授業についていけない
ようであれば、留年させるというものです。

ただ、留年を減らすための措置
きちんとあり、それが補習です。

 
理解不十分な生徒に対しては
1日1時間にかぎって

補習を受けることができる
施策があります。

また、9年生(中学3年生)の後に
10年生(中学4年生)を作り

希望制
1年卒業を延期できる制度があります。

 
これらを導入しているのは
人口が約540万人にしかいないので、ひとりでも

多く、国を支える有能な人材が
必要だからこそ、制度的工夫
こらしているのだと思われます。

日本の留年にメリットはあるのか?

フィンランド、ないし、フランスでは
留年と、それでえられる国のメリット
多いことは珍しいことではないようですが

日本ではどうでしょう?
 

留年というと、「できないやつ」という
レッテルを張られ、友達から置いていかれ

田舎の方では、ご近所のうわさ好きの
おばさんたちの間で
話のネタになることも。

 
そうなったら、こどもの精神は穏やかでは
いられないと、私は思います。

 

なぜなら、日本では
特別な事情がない限りは

留年というのは、落ちこぼれ
させられることだ、という意識が
根底にあるからです。

 
そんな中に、いきなり
留年制度を入れるのは
どうかと思います。

最悪の場合

いじめ問題に拍車をかけ
勉強を苦に自殺、などという
恐ろしい事態を引き起こしかねません。

調べたら調べただけ、デメリットの方が
目立ってしまって、メリット
埋もれてしまいました。

それでも、あえて挙げるなら
それは、もうひと踏ん張りの生徒に
チャンスをあげられる、ということです。

この、「もうひと踏ん張り」の生徒さんは
案外、多いのだとか。

 
「もうひと踏ん張り」さんとは
あと1年分、時間が余分にあったら
この勉強が身につくのに、ということです。

そうした意味でなら、留年はちょっとした
チャンスになる可能性も、なくはないですね。

 

まとめ

なにも考えず
ただ、学力が低迷しているから

留年させてでも教えてやろう、という
熱血なのか
大きなお世話なのかわからない。
 

留年は考えものですが
きちんと、考えての留年
もしくは、飛び級はありだと思います。

 

ただ、私が考えているのは
大学のような、単位取得制ですので
ちょっと、違うかもしれません。

単位制にすれば
苦手、というより生理的
無理だという子も、必要最低限で済んで

あとは、自分の好きなもの
打ち込めるではないですか!?

 
理科のカエルの解剖が、どうしてもダメな子が
国語なら、いつもペーパーテストで満点も
ありえるのですから。

むやみやたらに、留年制度を入れるよりは
その方がずっといい、ような気がします

 

そして、クラスはホームルームだけ
同じ教室で受けて、あとは個々人で
自分の選択した授業に出向く、と。

こうすることで、生徒ひとりひとりに
合ったスタイル
導き出せるのではないか、と考えます。

 
今回、調べたことからあまりにも
メリットが少ないので
私は、義務教育期間中の留年に反対します。

海外では一般的ですが、日本には留年することは
恥ずかしいことだ、という認識があるので
実現しても、なかなか難しいと思います。

留年制度を、取り入れるのであれば
まず、この国民の考え方を根本から
ひっくり返せるような、偉大な人物が現れて

改革をしてくれれば、と思います。

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