中学校!何でこんなに部活の拘束時間が長いの?

      2016/09/15

スポンサーリンク

今の中学校って、
なんでこんなに部活動の時間が長いの?

最近の部活動について、そう疑問に思う
保護者の方も多いのではないでしょうか?

2fbf0829c6593c38d3e807047b3cabfa_s

少し前まで、中学校の部活動は、
学校の教育課程内の範囲での部活動でしたが、
最近の、中学・高校の部活熱はありえないほどです。

 
最近の、日本の中高生は、
1週間の総授業時間より、部活時間の方が
長くなっている、部活動もあるそうです。

中学時代の部活が、いい思い出になっているヒトは
それでもよいでしょうが、

みんながみんな、そう思っているとは限りません。

 
子どもたちはもちろん、保護者の方や先生たちが、
それぞれに、自分の時間を使って
無理をしている面も、少なくありません。

そこで、最近の部活事情を調べてみました。

スポンサーリンク

部活の参加は義務?

文部科学省が定める、中学校の学習指導要領では、

部活動は
生徒の自主的自発的な参加により行われる」
(中学校学習指導要領、第1章総則)と記されています。

 

しかし、現実は部活動の参加を、生徒に義務づけている
学校の割合というのは高く

特に、

  • 岩手県:99.1%
  • 静岡県:54.1%
  • 香川県:50.0%

下記の表で、この3県は半数以上の学校が参加を
義務付けていることが、わかります。

0d40a5e4a645fc6b96e767d64ac0878e

※生徒の部活動加入を義務づけている中学校の割合
 

「生徒の自主的」「自発的な参加」にもかかわらず
部活動の参加を、強制している学校が
あること自体が疑問です。

また、現実に強制されてはいなくても、
中高生が部活に所属している、割合は8割強で、

ほとんどの中高生が、なんらかの部活に所属
しています。

 
学校側が義務づけていなくても、
部活動をせざる得ない空気が、
多くの生徒に共有されているなら、

子どもの快適な学生生活のために、後悔しない
部活を選択したいものです。

スポンサーリンク

中学生、部活の拘束時間ってどれくらい?

8235029c5c6e316fc6af99d6a33c717b_s

部活動の平均時間

  • 月~金曜日の平日の放課後は約2時間
  • 土曜日は朝か夕方のどちらかで約4時間~7時間
  • 厳しい部活になると日曜日も練習
  • だいだい週6~7日、合計で週14時間~24時間くらい

部活動は、ハッキリとした規定があるわけでは
ありません。

同じ種目の部活動でも、
中学校でこれだけのがあります。

  • 中学校A:
  • 朝練もふくめて、平日4時間以上
    休日は土日とも、朝9時~18時まで
    休みは期末テスト前、2日間だけ

  • 中学校B:
  • 日没前に必ず終了
    朝練・休日練の1日練はほぼなし

そんななか、
中学校の、運動部活動の在り方に関して、

長野県教育委員会が示した方針が、報道され、
全国的に話題になりました。

  • 週の活動日数:平日4日以内、土日祝は1日以内にする
  • 完全休養日:週2日以上にする
  • 平日の総活動時間:2時間程度をめどにする
  • 原則として朝の活動は行わない
  • 社会体育活動の見直しを図り、学校単位の活動は
    原則として運動部活動への一本化を図る

県の報告書によると、97%の中学校で、
朝練を「ほぼ全ての運動部が通年実施」

80%以上の生徒が7時前に、5人に1人は6時半
より前に、家を出ているそうです。

 
長野県では、朝練のほかに放課後の部活動に
加えて、練習時間を確保するために、

社会体育活動」という名目の、部活の延長練習
土日の練習が、行われています。
 

平日の部活動の終了時間は、19時という学校が
大半です。

朝練の影響もあり、長野県の生徒は早起きですが、
睡眠時間も短めで、
部活動は、家庭での学習時間も圧迫しています。

寝不足で、長い時間練習をした結果、
スポーツ障害の経験がある子どもが、多くなっている
ことにも、注意をうながしています。

 
しかし、この方針については、強制力がないため、
学校によっては朝練や放課後の延長練習は
続けるところもあるようです。

部活至上主義』はどの学校にもあり、同じ学校でも
顧問の先生によって、大きく違います。

夏期講習を理由に部活を休んだら、
「個人の事情で部活を休むヤツはいらない」と
いわれたり、

受験生の夏に、部活があるために、
塾の夏期講習に参加できなかったり、

習い事を理由に途中でぬけると、自分勝手な人
いう目でみられて肩身のせまい思いをしたり、

1年生から2年生に進級するときに、
退部する生徒の割合は、多いようです。

 

いくら部活を頑張っても、成績は維持しなければ、
高校の進学時に困るのは、子どもたちです。

部活動と塾との両立はむずかしく、自宅学習
家庭も多いようです。

bab96f91608f7af78b8c0872f3891f0d_s

入学する前にリサーチしておいた方がいいコト

入部する生徒も、
活動時間や休み、顧問の先生の情報などを、
集めながら、部活動を決めているようです。

 
体験入部のときには、練習が少なかったのに、
その後、顧問の先生が変わった途端、
厳しい練習になったという話もあります。

入学前に、できるだけリサーチしておいた方が、
いいコトをあげてみました。

  • 部活動にかかる経費
  • 競技場までの送迎の負担
  • 顧問の先生のリサーチ
  • 保護者の活動の有無
  • 個人レッスンの必要性
  • 塾やほかの習い事との調整

なかでも、顧問の先生のリサーチは必須です。

担任の先生は、合わなくてもたいがい
1年で変わりますが、

部活の顧問の先生は、転勤でもないかぎり、
3年間同じということはあります。

 
楽しくて、親身になってくれるいい先生なら
良いのですが、
なかには、ひどい先生というのは存在します。

英検や漢検などの試験を、受けたくても部活動優先
受けさせてくれなかったり、

病気による通院さえも、症状や熱の温度など
色々確認して、部活を休ませないようにしたり、

まともな指導が出来なかったり、
試合の日を忘れて、当日来なかったり…とやる気のない
先生もいる反面、

熱血すぎて、体罰があったり、
練習がオーバーワークで、疲労困憊…勉強が
できないために、成績が下がったり、

まるで、いまどきのブラック企業のような
部活も存在します。

 

顧問の先生次第で、部活生活は
大きく変わりますので、十分な下調べが必要です。

部活動によって、終わる時間はまちまちです。

部活が終わってからの、
塾や習い事の教室への移動時間
移動距離が重要になります。

 
塾や習い事を優先してくれる部活動もありますが、
部活優先の部は、終わる時間が遅く、
塾や教室のはじまる時間に、間に合わなくて、

結局はどちらかを、辞めることになる場合も
あります。
 

また、塾や教室に間に合わせるために、
学校から塾に直行する場合

晩ごはんは、

親が送り迎えをする車中で食べたり、
コンビニなどの軽食を、買わせたりする
ケースもあります。
 

通っている学校や部活でも、違いますが、
部活動を熱心にさせるあまり、学業
おろそかになったり、

睡眠時間を削ってまで、勉強して、
過酷な労働者のような状況の、中高生の話も…

「たかが、子どもの部活」と疑問に思うヒトも
いるでしょうが、イマドキの部活熱のなかでは、
親側の負担もけっこう多く

子どもだけでなく、保護者側も入学してからの
快適な学生生活をおくる
ために、

入学前に、できるだけ情報は集めておいた方が
いいでしょう。

f677451b587a076d49e07d25aa4dadef_s

部活動のメリット・デメリット

主に運動部などに所属した場合で、考えられるのは、

メリット

  • 試合などで好成績を修めたり、賞をとったりなどで内申書が上がる。
  • 大人になったとき、3年間部活をやってきた!自分に自信が持てる。
  • 家や教室で、イヤなことがあっても、
    部活で気分転換ができる。
  • 部活をやっていたことで、大人になってから
    共通の趣味のあう人間関係をつくることができる。
  • その部活の知識経験をつむができる。
  • 友人関係の輪がひろがる。
  • 打ち込むものができる。
  • 部活は今しかできない。

 

デメリット

  • 部活と勉強の両立が難しい。
  • 帰宅しても、疲労がはげしくヘトヘトになってしまう。
  • 練習しても、なかなか上達しない時期がある。
  • 道具やユニフォームなどの費用の負担。
  • 先輩・後輩などの上下関係がむずかしい。
  • 土日など、とにかくハード。
  • 顧問に叱られたり、ときには体罰じみたことを
    されたり、言われたりする。
  • 家族の時間が少なくなる。
  • 同級生と自分をくらべて、みじめになるときがある。

部活動は、特に運動部の場合、クラスとは違い、
先輩や後輩と、一緒に活動に取り組むことで、

言葉づかいや、先輩や後輩への気配りなど、
公共性社会性を養うことができます。

 

帰宅部のメリット・デメリット

メリット

  • 自由な時間が持てる。
  • 規則正しい生活がしやすい。
  • 人間関係を気にしなくていい。

デメリット

  • 帰宅部にたいする、周囲の偏見がある。
  • 社会性を学ぶ機会が、少なくなる。
  • 評価されにくい。

帰宅部の場合は、
受験勉強や生徒会活動、ボランティア

高校生ならアルバイトと、自分の好きなこと
打ち込む時間を取りやすいなど、

自由な時間を持てることが、最大のメリット
といえます。
 

帰宅部は、どちらかといえばオタクや暗いなどの
偏見の目で見られてしまったり、

大半の生徒が部活動に参加しているため、
冷ややかな目で見られたり、
近所の人の目もあります。

 
早くに帰宅しているところを見られて、
部活をやっていない分、勉強を頑張っていないと

いつも家でなにしてるの?」と思われたりします。

また、帰宅後の活動は、生徒個人のものですから、
学校や先生から、評価されることはほぼ無い
といえます。

 

「部活がいそがしい」は言い訳?

同じ『いそがしい部活動』のお友達のなかには、
部活も、勉強も頑張っているコは、
たくさんいるハズです。

部活をがんばるコは、学力も高い!
なんて話もありますが、関係ありません!

高いコもいれば、低いコもいるんです。

 

部活で勉強の時間が取れない」というコの、
学力になやむ保護者の方は、

一度、時間の使い方を見直すために、
お子さんと話し合ってみては、いががでしょうか?

普段でもハードな部活なら、
大会前の練習は、さらにハードになるでしょう。

もし、帰ってきて食事もできないくらいに
疲れていたり、

特に、翌朝も疲れが抜けないコは、

部活で、上達しないどころか、
ケガをしてしまう危険性もあります。

 
子どもが無理することで、こころの発達面
マイナスに働くこともあります。

子どものなかには、
部活を義務感で参加する子もいます。
 

ハードな部活によって、時間と体力が奪われ、

ときには、

顧問による体罰や、部活という狭い世界の中で、
感覚がくるってしまう場合もあるでしょう。

 
普段から、子どもの様子をよくみてあげて、
じっくり話し合うことが、必要です。

子どもの様子で、気になることがあった場合、

担任の先生に遠慮なく相談して、子どもと
話し合うときの、参考にしましょう。

退部する場合は、退部届など礼儀をまもって、
退部するようにしましょう。

 

さいごに

最近、部活が廃部になるケースが増えています。

少子化が原因の、部員の減少もありますが、
顧問不足」もその理由のひとつです。

部活指導に時間を割かれる、日本の教員の
勤務時間の長さも問題になっています。

 
当たり前ですが、
実際、子どもたち以上に、部活動に時間を
とられることになります。

子どもたちも、保護者の方も、そして教師も本当に
もっと楽に」と考えているなら

今の、異常なほどの部活の拘束時間
すぐに改善できるハズです。

 
それでも、いまでも8割くらいの生徒は
なにかしらの部活に、所属しているのが現状です。

部活の顧問の先生は、熱心な方が多い分、
なかには、部活に入ってほしいがために
厳しいことを言ったりすることも、あるようです。

 
しかし、部活に入るか入らないかは本人の自由です。

部活に入らないからといって、
不利益をこうむっていいハズはありません。

もし、先生のなかで、そのような発言や態度
あった場合は問題です!

それなりに、対処が必要です。

 
それでも、部活動はつらいことがあっても、
3年間、続ける価値はあります。

勉強とは違って、多くの体験ができますし、
心身の成長に役立つでしょう。

運動部でも文化部でも、
子どものころに、入っていた部活に関係している
職業に就く人は多いとはいえません。

 
それなら、部活の時間を減らして、
塾の勉強をした方がいいんじゃないのか?

と思う人もいますよね?

とくに、塾講師の立場の方とか…

しかし、子どもの頃に入っていた部活に関係した
趣味を、大人になってからも続ける人が、
多いのも事実です。

また、そのころに出会った気の合った仲間は、
大人になってからも、友人として良好な関係を
保つことができるでしょう。

それは、学生時代に長い時間ついやした、
大切な思い出や経験があるからです。

 

部活は、きちんとした顧問の先生のもとで、
練習すれば、

学習や、人間関係の面でも、
子どもの成長に、プラスになります。

それには、普段から、保護者の方の応援と
サポート
が重要です。

子どもの健やかな成長のために、
こまやかな目で見守ってあげてください。

スポンサーリンク

 - 中高生のママ向け , ,