書道初心者におすすめ!正しい筆の洗い方とは?

      2016/09/15

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小学生の習字の授業や、お正月には書初め
あったり、子どもたちが「」に親しむ
良い機会ですが、

家に持って帰った筆をみると、カチカチ
固まっているし、お道具箱のなかは墨だらけ

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最近、書道をはじめたばかりの方でも、
長年、書道をたしなんでる方でも

1年くらいで、筆先が割れるようになり、
寿命かな?と思って、

筆屋さんに行き、「同じのください♪」と、

見せようものなら、「洗い方がなってない!」
と怒られてしまった経験ありませんか?

 
筆をひとくちに、洗うといっても、
正しいやり方」といわれると、

実際にはどうするのか…
やり方はあっているのか…

自信ある人ばかりではありませんよね?

 
丁寧にお手入れすれば、
その筆と、長く付き合っていくことができます。

大切に筆を扱うことは、
良い作品をつくるための第一歩です。

ここでは、筆のおろし方と、筆を長持ちさせるための
お手入れの方法について紹介します。

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筆のおろし方

せっかく新しい筆を買っても、
うまく筆をおろせないと、毛がボサボサになって、
広がってしまいます。

  • 太筆の場合
    1. 穂の先端から、やさしくゆっくり指の腹で
      揉みほぐしていきます。

      机の上などに無造作に押し付けたりすると、
      筆を傷める原因になります。

      かたい場合は、水やぬるま湯に浸しながら
      揉んでも大丈夫です。

    2.  

    3. おろしたい部分が十分にほぐれたら、
      水かぬるま湯に浸して、十分にすすいで
      糊を取り除きます。
    4.  

    5. そのあと、反古紙(使い終わった半紙)で丁寧に
      水分を拭き取ったら、墨をつけて使用できます。

     

  • 小筆の場合
  • 小筆は"穂先が命!"なので、筆のおろし方も
    慎重にしなければなりません。

    1. 小筆は、先端から1/3部分だけをおろして使います。
      おろし方は太筆と同じく、指の腹で先端部分から
      やさしくゆっくり、もみほぐします。
    2.  

    3. 十分にほぐれたら、先端だけを慎重に水に浸して
      糊を取り除いて完了です。

    ※水洗いしないで、そのまま使用してもOKです。

    わかりやすい、筆のおろし方の動画をみつけたので
    動画でも確認してみてください。

     

    毛筆をキレイにする正しい洗い方

    書道の上級者にもなると、あえて筆を洗わない
    というヒトもいます。

    筆に残った墨の弾力で、書き味
    変わってくるからです。

     
    ですが、筆を長持ちさせるには、毎回キレイ
    洗って、お手入れすることが重要です。

    初心者のうちは、使用後は、正しい方法
    筆を洗うようにしましょう。

    太筆のお手入れ方法

    1. 筆の毛の部分の長さより深さのある、
      汚れてもいいような容器を用意しましょう。

      使用済みの空き瓶や、
      プラスチックの空き容器でOKです。

    2. 容器に水を溜めて、筆の毛の部分をひたして
      筆を振るようにしながら、墨を落としていきます。
    3. 根元に残っている墨が取れない場合は、
      優しくもみほぐすようにして洗いましょう。

      このとき、穂先が容器の底
      こすらないように、気を付けましょう。

      筆を傷めてしまう原因になります。

    4. 水を何度も交換しながら、水が黒く染まらなく
      なるまで、根気づよく繰り返しおこないます。

      特に「穂の根元部分」は、
      墨が固まると筆が割れたり毛が切れたりする
      原因になります。

      ていねいに洗いを繰り返しましょう。

    蛇口の水で直接洗うのは、避けましょう。
    水圧で毛が乱れてしまう原因になります。

    どうしても、それ以外に方法がないときは、

    毛を傷めないように、できるだけ蛇口の水を細くして、
    毛の流れにそって、水を流すようにしてください。

    じゅうぶんすすいだら、筆の穂を指の腹で
    押さえつける
    ような感じで、丁寧に水分を
    絞り出します。

     
    さらに、反古紙で水分を取りのぞくことも有効です。

    水分がとれたら、穂先を整えて完了です。

     
    こちらも、わかりやすい動画がありましたので、
    動画でも確認してみてください。

     

    穂先の整え方

    洗い終わった筆は、毛の部分を円錐形
    カタチを整えてます。

    筆の穂先のてっぺんが、
    円錐形の中心にくるようにしましょう。

     
    筆の形がゆがんだり、くずれたまま乾いてしまうと、
    筆にクセがついてしまいます。

    そうなると、次に字を書くとき良い状態で筆を
    使えなくなってしまいます。

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    洗った筆は吊るして乾かす

    洗い終わった筆は。すぐにしまったりしないで、
    風通しのいい日かげで、完全に乾かします。

    形を整えた円錐形がくずれてしまわないように、
    吊り下げて干すのが、ポイントです。

    書道専用の、筆をかけておく『筆架』という
    道具があれば、便利ですが、

    市販のディスプレイ用の
    ハンガースタンドなどで代用できます。

     
    キレイに洗ったつもりでも、干したあともう一度
    洗ってみると、毛の間からちいさな墨のかたまり
    出てくることがあります。

    筆に墨が残っていると、筆が傷んでしまう原因
    なりますし、湿気が多い季節は、カビが生えることも…

    乾いたあとに、もう一度洗ってみるといいでしょう。

     
    また、キャップは絶対にしないことが重要です。

    キャップをすると、水分を含んだ毛が蒸れて、
    最悪、毛が腐って抜け毛や切れ毛の原因になります。

     

    小筆のお手入れ方法

    基本的に小筆は、水で洗いません

    反古紙などを使って、墨のついた先端の部分だけ、
    穂先をそろえるように、回転させながら、
    筆に残った墨をふき取ります。

    何回か繰り返して、ふき取る墨が薄くなったら、

    さらに、水で湿らせたティッシュでふき取って
    墨の取り残しがないようにします。

    吊り下げて干しておいて、完全に乾いたら完了です。

     

    筆が傷んでしまったら?

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    筆を洗わないで、そのままにしていたり、
    洗い残しがあったりすると、残った墨が固まって、
    毛先がぱっくり割れてしまうことがあります。

    穂先が2つに割れたり、ボサボサになって、
    傷んでしまった場合に、上記のお手入れでも、
    なおらなかったら、

    買い替える前に
    1度、以下の方法を試してみてください。

     
    まず、ぬるま湯に、毛の部分をヒタヒタ
    浸してしばらくおきます。

    ひたしておく際は、穂先が浮いた状態
    しておくことが、毛を傷めないポイントです。

     
    毛が底についてしまわないように、
    容器にそのまま放置はさけ吊るしながらひたして
    おく工夫が必要です。

    その後、毛をほぐし、墨のかたまりをモミだす
    ようにして、丁寧に取り除きましょう。

     
    ポイントはぬるま湯を使うことです。

    根元は特に墨が溜まりやすいので、
    洗うときには注意が必要です。

    また、小学校低学年のお子さんの場合
    慣れないうちは、ご父兄の方が一緒に手伝うのも
    いいでしょう。

    筆の洗い方が、乱暴だったりすると
    筆が割れる原因になります。

    なかの毛が切れたり、抜けたりすると
    毛のまとまりが悪くなるからです。

    そうなると、すぐに傷んでしまって
    良い作品が書けなくなってしまいます。

    普段のお手入れから丁寧に扱うことが重要です。

     

    さいごに

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    筆を洗う場所はステンレスがおすすめです。

    白い洗面台などは、墨の汚れがついてしまうと
    落ちにくいため、あとの掃除が大変です。

    キッチンなど、ステンレス製の流しで洗いましょう。

    よく初心者のうちは、シャンプーリンス
    使って洗ってもいいの?と思ってしまいますが、

    石鹸やお湯を使ってゴシゴシ洗ってしまうと、
    毛の油分や糊まで一緒に流れてしまいます。

    筆の毛の部分は、動物の毛で出来ているので、
    とてもデリケートです。

    筆のお手入れは、『良い字』を書くうえで、
    とても大切です。

    どんなに高級な、良い筆を買ったとしても、
    お手入れ次第で、寿命が変わります。

    手になじんだ筆を長く使えるように、
    正しいお手入れの仕方をマスターしてください。

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